2016年01月19日

ペンダントランプの制作

遅ればせながら今年もよろしくお願いいたします。

年末にご依頼を受けていたランプの制作が完成しました。

まずこのガラスシェード(というか、ガラスの筒状)は
確かに照明の部品であると思われますが、
どういった取り付け方をされていたか全くわかりません。
ガラス筒2.jpg
そんなことはどうでもいいのですが、ペンダントのランプにしたい
ということですですので、口元に合うサイズの金具を作って、
電球を付けれるように組み立てます。

ランプ.jpg
全て真鍮製の口金で、吊り下げコードは茶金色の布コード70cmのご指定でしたので、
ご要望に合わせて制作いたしました。

ガラス部分の清掃が出来ていないのでまだ曇ってますが、
一先ず完成したので点灯試験してみます。
完成.jpg
球はベースがE17の仕様にしてありますので、
フィラメントタイプの電球でも、電球タイプLEDランプでも取付可能です。

点灯.jpg

合計で4個制作させてもらってます。
販売のお問い合わせは倉敷にある『DaisyStore』さんへ
お願いいたします。

Daisy Store[デイジーストア]
〒710-0055
岡山県倉敷市阿知2-21-10 ANTICA2F
Tel & Fax ⁄ 086-476-0551
Open ⁄ 11:00〜18:00
定休日 ⁄ 火曜日
http://www.daisystore.jp/
posted by 内田屋 at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2016年01月20日

薪ストーブメンテナンス 触媒の掃除 (イントレピッドU)

今シーズンは暖冬かと思いきや、年末辺りから冷えて来て
最近は寒波で本来の冬らしい寒さとなりました。

年末前にいつも通り煙突掃除をして(以前の掃除の様子)
http://uchidaya.sblo.jp/archives/20141224-1.html
すっかり綺麗になったと薪を燃やしていたのですが、
どうも燃え方に勢いがない。

薪を燃やしてバイパスで煙突へ抜けるときはいいのですが、
2次燃焼させるために触媒を通すときに燃えにくいという状況。
これは触媒(キャタリティックコンバスター)が詰まってる証拠。

そういえば去年も触媒部分の掃除してなかったなぁ。と反省。

早速点検

まず中の灰掃除
手前の「アンダイアン」(薪の落下防止柵)を抜き取り
灰をすくって取り出し
灰掃除.jpg

底の「グレート」(火格子)を外して、奥の「ファイヤーバック」(2次燃焼室の蓋)
の両脇の6角ボルト(16mm)を少し緩めます。
(説明書はストーブ裏の6角袋ナットを緩める)
分解1.jpg

両側のボルトが緩んだらクランプを逆『ハ』の字に90°廻して
「ファイヤーバック」を手前に引っ張って外します。
(初めて外すときは耐火セメントが付着してると外れにくいので、
マイナスドライバーでこじってみます)
分解2.jpg

白い蓋のようなカバーを外し、触媒(キャタリティックコンバスター)を引っ張り出します。
分解3.jpg

あらら、これはこれは。こんなに詰まってたら抜けないわけです。
灰だらけ.jpg
掃除は丁寧に、掃除機や刷毛で払いのけます。
(エアガンなどは触媒破損のため使用禁止)
まだ交換しなくて大丈夫そうなのでそのまま使います。
(ちなみに触媒の側面に'Conder'や'SUD-CHEMIE'の刻印が無いものはリコール対象品です)

外したパーツも全部掃除して。
清掃.jpg

二次燃焼室の底に積もった灰も掃除機で吸い出します。
掃除機.jpg

全体の掃除も完了。
掃除完了.jpg

触媒を慎重にセット。
触媒セット.jpg

残りの部品を元通り組み立て。
組み立て.jpg

それではすっかり綺麗になったところで着火してみます。
温度も上がって2次燃焼モードに切り替えて、状態の確認。
しっかり運転出来ていました。ひとまず安心。
その一部始終を監視していた我が家の警備員が完了チェックにやってきます。
試燃焼.jpg
「どれどれ、いい感じ」

これで今年も安心して残りの冬を過ごせます。
暖炉下1.jpg
「横着しちゃダメって判ったでしょっ!』

暖炉下2.jpg
「じゃ、寝るから」

posted by 内田屋 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年01月27日

アンティーク鏡扉付き棚の修理

こちらの商品も、海外で買い付けされた商品の修理依頼です。
アイボリーの塗装の剥がれ具合がまた味のある一品ですが、
鏡の付いた扉が外れてしまってました。
さらに棚全体が緩んでガタつきがあり、棚板も無くなってました。
鏡棚修理前.jpg
棚自体が大きくないので鏡の付いた扉も軽く
とても簡素な作りで、蝶番のようなものではなく、棚を組む時にヒンジ代わりに
上下を釘で支えてあるような可動方法でした。

これまたシンプルなのですが、釘が細いので錆び、上側が折れているので、
何かしら新しいヒンジになるようなものを準備しなければなりません。
かといって、このようなピボットヒンジは大きな扉用は存在しますが、
こんなに小さなものは探してみても存在してないみたいです。

また釘を使うというのは芸が無いし、後々メンテナンス出来るようにしなければ
折角の修理も意味がありません。
そこで、上側は汎用品で棚板受けを使うことにして、
扉を差し込む感じで、こんな配置になるようにセット予定。
上側.jpg
下側はMネジを棚板を挟むようにして、こんな感じに取り付けることにしました。
下側.jpg

これで下側のネジを緩めれば扉の脱着もできるし、
どこでも手に入る部品なので、交換も可能。
そして何よりも見た目に大きく手を加えずに雰囲気を損なわないのが大事です。
部分的に手を加えた部分が目立つと、アンティークの雰囲気が台無しで、
出来るだけオリジナルの外観を保ちつつ、実用に使えるようにするのが
古道具を直すときの基本と思ってます。

扉や棚全体の緩みやガタつきも、見えないようにボンドで固定。
カッチリと組みあがった棚は、見た目しっかりとした雰囲気が感じられます。
鏡扉棚.jpg

そして、扉の開け閉めも、問題なく使えるようになりました。
鏡扉棚内部.jpg

使われている樹種が解りにくいですが、軽いのでシダー(杉)系のような気がします。
華奢なサイズに合わせて棚の厚みを揃えて製材したら、
あとは全体の雰囲気に合わすように塗装します。
何度か塗り替えられているようで、剥がれたペンキの下に何色も色が見えます。
それと同じように何色も重ね塗りして、ペーパーのやすりで剥がします。
んー、まぁこんな感じで違和感ないくらいに使ってもらえるかな。
棚板.jpg

なんとか修理完成しました。

こちらの商品のお問い合わせも、倉敷の「DaisyStore」さんへ。
Daisy Store[デイジーストア]
〒710-0055
岡山県倉敷市阿知2-21-10 ANTICA2F
Tel & Fax ⁄ 086-476-0551
Open ⁄ 11:00〜18:00
定休日 ⁄ 火曜日
http://www.daisystore.jp/
posted by 内田屋 at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク

2016年01月28日

古民家 改修工事

以前から改装をさせてもらっていたお宅が完成しました。
(岡山市東区 Y邸)

年末までには改装が終わり、もっと早くご紹介させてもらえばよかったですが、、、
写真を撮らせていただき、お施主様のご了承頂きましたので披露させてもらいます。

昔からの作りの家は、玄関から入って通り土間があり、
台所まで土間のまま繋がっている造りが多いですが、
このお宅もまさにそのままの状態でしたので、
毎日の生活がさぞ不便だったと思われます。

ご年配の御祖母様と、お孫さんご夫婦に、まだ小さな曾孫世代が
これから一緒に住まれるということで、
水回りを一新して、毎日の生活スタイルを楽にできるよう、
床を上げたり、畳もフローリングにしたり、
暗くなりがちな部屋を仕切りを無くして明るく使いやすく変更しました。

話が長くなってしまいました。
まず内玄関の土間通路を普段使う入り口としてアンティークの扉です。
玄関.jpg
ドアの金物は出来るだけ当時のものが使えるものは再生して利用しています。


そして、すっかり変わった居間がこちら。
居間.jpg
土間だった台所と和室を一体化してフローリングの床にし、
みんなが常に集まって食事や会話が楽しめるスペースが出来ました。

まるで’アンティーク・Cafe’のように居心地の良さそうな雰囲気が漂う部屋。
まさに新築では出せない空間です。

家具のチョイスはお孫さんのセンスで、バランスよくまとめられています。
しかも椅子の張替や、柱や床といった木部の塗装、壁の珪藻土塗りも、
自ら作業してくださり、自分達の手で作り上げたといったご自宅です。

デザインの打ち合わせも積極的に参加して下さり、
照明の手配や小物類の調達まで、ご家族で準備されましたので、
こちらとしてはまさにお手伝いさせてもらったといった感じでしょうか。

キッチンはそこに立つのが楽しくなるようなオレンジのカラーに、
ダイニングもリビングも見通せる対面としています。
キッチン.jpg
カウンターのランプも雰囲気を盛り上げてくれ、
本当にカフェで寛いでいるような気分になれます。

正面のタイルはとても細かいモザイクタイルを使って、
帯状にアクセントボーダーを入れました。
そんなタイルの表情はこんな感じ。。。
キッチンタイル.jpg

洗面は廊下とダイニングからすぐ使えて、
まだまだ小さいお子さんとの生活に重宝しそうです。
洗面.jpg
窓はアンティークのステンドグラスを埋め込みました。

洗面ボウルもしっかり大き目で、蛇口はレトロなデザインです。
洗面ボウル.jpg

こちらのタイルもモザイクタイルで、スッキリとした白でまとめてます。
洗面タイル.jpg

木製の建具は全部外して水洗い。
ガラスも木部も綺麗になると、建具も映えます。
建具.jpg

廊下通路などもちょっとした棚や配置で、すっかり楽しい我が家に。
廊下.jpg

みんなで協力して、アイデアを出し合い、作業もこなし、
愛着あるお宅になったことだと思います。
古いものを使っていく様は、粋さを感じるリフォーム物件でした。

posted by 内田屋 at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | Architect