2016年09月07日

砥部の窯元訪問 1日目

今年も砥部焼うつわ展を年末から開催する予定ですので、
砥部へと窯元さんを回ってきました。

新しく成型から始めるとなると、2か月は掛かります。
したがって、この時期から注文をお願いしておかないと、
間に合わない!ということになるので、暑い中ですが訪問させてもらいました。

台風直撃の天気予報もなんのその。
瀬戸大橋も無事渡れて、あとはひたすら気合で回るのみ。


まず今回最初に伺ったのは「陶房遊」さん。
遊0.jpg
いつもの猫たちが居ない代わりに、新しい家族がお出迎えしてくれました。
遊3.jpg
ここは広々とした敷地内にゆったりとしたスペースで作業場やショウルームもあり、
作品を没頭して見入ってしまいます。
遊1.jpg
綺麗に作品が揃ったスペースは居心地良く、ワクワクさせられます。
遊2.jpg
しっかり選んで注文もお願いしてきました。
近年では砥部で最も人気のある窯元さんの一つです。


続いては「常山窯」さん。
こちらは少しわかりにくいですが、山の麓でゆっくりと時間が流れているような工房です。
ここもいつもの親子のワンちゃんがお出迎え
常山0.jpg

ショウルームではないですが、作品置き場で時間を忘れてうつわを手にします。
常山1.jpg
個人的にはとても大好きな作品がたくさんあり、
繊細な成型生地にこれまた水彩画のような世界観の絵が描かれていて、
作者の細やかな表現に感銘を受けます。
常山2.jpg
純朴な印象の作家さんと注文の打ち合わせをして、作品を分けて頂きました。


さて、次に今回初めて伺った「岡田陶房」さん。
作品は好きで以前からよく使わせてもらってましたが、
今回初めて伺って、お話しできました。
誠実さや真面目さが滲み出るような人柄を感じました。
注文品が楽しみです。。。。
(写真撮るの忘れてました)


お次はちょっとご無沙汰していた「陶彩窯」さん
東彩1.jpg
以前からオリジナリティー溢れる作風で、目を奪われる作品がたくさんあり、
今回も新しい作品と出会うことが出来ました。
モダンで作風にピッタリなショウルームには、整然と並べられた作品たちが。
東彩2.jpg
その中に今回のお目当てをめっけ。
東彩3.jpg
このシリーズは古い砥部焼の図柄をモチーフにして作られた絵柄で、
姿形もどことなく遠い時代を彷彿とさせる景色をしています。
貫入を多く入れる釉薬で、なお一層雰囲気を盛り上げます。
東彩4.jpg
見てるとどんどん欲しくなります。。


続いてはこれまた近年人気の高い「すこし屋」さん。
すこし1.jpg
こちらも簡単には辿り着けない場所ですが、隠れ家的な工房です。
いつも雑貨屋さんの様に作品たちが並べられていて、
作品を探し出す楽しみや見る楽しみが別格です。
すこし2.jpg
ほらほらまたいい感じのディスプレイの中で際立つ作品を見つけました。
すこし3.jpg
以前に特注でお願いした作品もいろんなところに出回りだして、
うれしい限りです。
今年も作品が届くのが待ち遠しい方が多いのではないでしょうか。


さてお次は「森陶房」さん。
森1.jpg
もう砥部焼ブランドの中では結構な有名人気窯となって、
こちらも製作待ちが出来るほど。。。
かれこれ何年通っているでしょうか。
いつ来てもこのショウルームは入る前から気分を盛り上げてくれます。
森2.jpg
森3.jpg
人気商品が多いので、作品によっては結構な日数が掛かりますが、
イベントに合わせて注文の打ち合わせ。
森4.jpg
そして店内でもピックアップして気になる作品をゲット。
森5.jpg
今から届くのが待ち遠しいです。


そして最後はいつも決まって「山中窯」さん。
山中1.jpg
こちらはショウルームとかも無く、お一人でコツコツと制作されている工房へ
いつもまさにお邪魔するといった感じですが、みっちりと並んだ製作過程のものや作品群をかきわけ
宝探し感覚で部屋中を物色するのがたまらなく快感です!
山中3.jpg
そして、珈琲の話でいつも盛り上がり、時間を忘れていろんな話に脱線するのでした。
山中2.jpg
なので毎年ここはラストと決まっております。
作風はまた独特で、手作りだからこその歪みや誤差を楽しむ姿勢が心に響きます。
もちろん無理難題をまた注文してきました!
じつはここの作品が出来上がってくるのが一番ドキドキしてしまいます。。

そんなこんなで1日目が過ぎてゆきました。。。



P.S.
因みに今日のランチは当然「Buono!」

今風にしてるわけではなく、どこか懐古的な雰囲気の漂うお店で
ディスプレイも調度品も全てがオーナーを表現しているようです。
Buono.jpg
パスタのランチで、セットのサラダとパンを付けて。
Buonoサラダ.jpg
いつものクリームソースのパスタの他にも、
海の幸の冷製パスタを頼んでみました。
Buono冷製パスタ.jpg
必ず外せない「海の幸のクリームパスタ」と具が被ってしまった。。。。
魚介の出汁がしっかり出ていて、濃厚なのにしつこくない
何度でも食べたくなる味です。
そのクリームスープの為だけに、この店に1年に1度通います!

「Buono!」
愛媛県伊予郡砥部町高尾田305 メゾンドール砥部 1F
089-958-4600

posted by 内田屋 at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Shop

2016年09月10日

砥部の窯元訪問 2日目

昨日からの砥部焼窯元さん訪問ツアーの2日目。
道後温泉本館で疲れを癒して、2日目をスタート。

朝一に向かうのは、今回砥部では一番遠い「中田窯」さん。
中田窯0.jpg
山間の自然豊かな環境です。

中田窯さんの作品はバリエーションが多く、色柄や形が様々です。
中田窯2.jpg
魅力的な作品たちに目移りしてしまうのですが、
お願いしていた作品や、お目当てのものを速やかに選んでいきます。
中田窯3.jpg
更に追加の注文などしながらしっかりと吟味していきます。
中田窯4.jpg
作品の多彩さや仕上がり感を手に取って触れ、
もうここだけでも砥部に来た甲斐があるというもの。

集中していると時間が経つのは早いもの。
次に向かうのはこれまた砥部では歴史の古い「梅山窯」さん。
明治15年に開窯し、100年あまりの伝統が受け継がれる、砥部焼で一番大きな窯元です。
梅山窯1.jpg

砥部では殆どの窯元さんは自宅兼工房のようなイメージで、
家族で成型や絵付けや焼成をこなされています。
そんな砥部の中で、まさに工場といった雰囲気が漂い、従業員さんも多く敷地も広大で、
資料館もあり、
梅山窯.jpg
昔使われていた窯跡も残されています。
梅山窯にある旧窯.jpg
残っているのはこの6室ですが、もとは9連室だったそうです。
梅山窯にある旧窯2.jpg
この使われなくなった窯跡も苔むしてきてますが、窯の中のレンガの焼け跡などが
当時の様子を語りかけてくるようで、砥部焼の歴史を感じます。

そんな工場の中もものすごい量の作品たちで、見ていくだけで結構なボリューム。
梅山窯2.jpg
そして検品されている様子なども見ていて、作品の精度など、品質管理までが
他の窯元さんの作品とは違い、どれをとっても形や絵柄が揃っているのには驚きます。

そして、最後は砥部ではないのですが帰り道に今まで寄りたくてもなかなか寄れなかった
「陽貴窯」さんに行くことか出来ました。
陽貴窯.jpg
昔々に絵付けの素晴らしさを知り、一度は訪れてみたいと思っていました。
女性の作家さんが一人で作られているので、そんなに多量にできるものでは無く、
ましてや手の込んだ絵柄にとても時間をかけられているので、
出来上がりの図柄にはほんとに見とれてしまいます。
そんな作品たちを観賞しながら選ばせてもらいます。
陽貴窯2.jpg
絵付けをされていたのか作業中の作品たち。
陽貴窯3.jpg
時間がかかるのもばかりなので、単価的には高めになりますが、
手に取ってみれば納得の作品たちです。

もう、どこの窯元さんも見ているだけで欲しいものがあふれてきて、
次から次へと仕入れるのが楽しい今回の工程でした。
また注文品が出来上がって届くのが楽しみです。

さて、今回は作品のクローズアップはあえてしていませんが、
年末の砥部焼うつわ展の前には、届いた作品たちを少しづつ紹介できればと思っています。


これを読んで頂いた皆さん!
今回のうつわ展は、見逃せませんよっ!!


posted by 内田屋 at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Shop

2016年09月13日

かぼちゃのプリンケーキ

9月になってから途端に過ごしやすくなり、
それに伴い食欲が出てくるのは当然のこと(?)

いろんなものがおいしく食べられる季節です。

もうすぐハロウィンの時期がくることもあり、
「かぼちゃのプリン」作ってみました。
かぼちゃのプリン.jpg
いつもランチに行かせてもらう「セントベーネ」のスイーツメニューにあるのですが、
大好きなので、試作してみました。

かぼちゃの風味と食感がプリンの風合いと相性いいですっ
かぼちゃのプリン2.jpg
(ちょっとピンボケしましたが。。)

今日から試食にお店で出してみようと思います。
思ったよりちょっと甘くなってしまいましたが、、、
先着数名様ですが、、、【アリ】か【ナシ】かまたご意見お寄せ下さい。


プルプルでもあり、かぼちゃの実のホクホク感もあり、
プリンというか、プリンケーキといった表現が近いでしょうか。
混ぜて蒸し焼きにするだけの簡単レシピ。
なんといっても、めんどくさがりの我が家にピッタリ。


posted by 内田屋 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | Shop

2016年09月20日

シルバーウィーク 「ジョイポリス」へ

今年のシルバーウィークはたいした連休ではないけど、
せっかくのお休みだというのに、台風がここのところ頻繁に発生して
この連休もずっと雨模様。

こんな雨でも子供たちが遊べるのは「岡山ジョイポリス」
そういえば来年2017年2月にはイトーヨーカ堂が閉店決まってますが、
同じジョイフルタウンとして営業しているこのジョイポリスはどうなるの?

ちょいと調べてみてもはっきりとした情報はみつからず。

でももし閉店になったら寂しいので、行けるうちに行っときます。

ここはゲームセンターだけではなく、就学前の子供たちが遊びやすい
「ぽけっとぱーく」なる施設があり0−8歳が対象年齢です。

結構体を動かせて遊べて、安心して飛んだり跳ねたり
ジョイポリス1.jpg
ぶら下がったり
ジョイポリス4.jpg
ハンドルさばきで動く小型の車があったり、
ジョイポリス2.jpg
プールのような不思議なスペースがあったり。
ジョイポリス3.jpg
ボールや風船で遊んだり、高低差もあるので体力が有り余っているときに
雨の日なんかは助かります。
ジョイポリス5.jpg

JOYPOLIS
岡山県岡山市北区下石井2-10-1
http://tempo.sega.jp/tabid/78/pdid/107/Default.aspx

10:00開店で、休みの日は子供1人¥500で1時間利用となります。

雨の日は同じ考えの人が多いようで、開店時はまだまばらでも
11時くらいになるといつもよりお客さん多め。。。
走り回ると小さい子が多い時には気を付けないとぶつかることが多いので、要注意。

実際この1時間で何度他の子供や親御さんに謝ったことか、、、
でもその謝ることを教えるのも必要なので、ケガしなければこれも勉強。

この間、ヨーカ堂で買い物を奥様にしてもらって効率的。
駐車場もぽけっとぱーく利用で3時間×2人分で6時間無料(そんなに居ないけど)




さて夜には映画鑑賞することに。
今年のゴールデンウィークに公開されてたディズニーの「ズートピア」がリリースされたので、
みんなで観賞。
ズートピア.jpg
ディズニーの55作目となるアニメーションで、映像もとても綺麗でした。
ストーリーもさすがディズニーなので、子供たちも色々感じてくれたと思います。
大人ももちろん楽しめて、さすが深いメッセージを秘めています。

最近の映画はアニメもすごくリアルで景色も綺麗なので、
是非ブルーレイで見てもらいたいです。
DVDに比べ圧倒的に画像の繊細度が違うので、
映像の世界に入り込んで物語を一緒に旅できます。

子供たちもストーリーに集中して観ることができるようになり、
感情移入しながら思い思いに感想を教えてくれました。

もう一作はこれまたディズニーの「ザ・ブリザード」
実話をもとにしたストーリーなので、大変ののめり込んで観てしまいました。
海という自然の怖さが背景ですが、感情や臨場感が伝わりいい映画でした。
それより旧き良き時代の質感というか、セットや小物までが感じよくまとまっていて、
見応えありました。。

子供たちは「怖さ」と「難しさ」で、下の子は飽きてました。。。
が、上の子はしっかり見終わっていたので、何か感じるものがあったのかも。。。。

posted by 内田屋 at 00:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記