砥部へと窯元さんを回ってきました。
新しく成型から始めるとなると、2か月は掛かります。
したがって、この時期から注文をお願いしておかないと、
間に合わない!ということになるので、暑い中ですが訪問させてもらいました。
台風直撃の天気予報もなんのその。
瀬戸大橋も無事渡れて、あとはひたすら気合で回るのみ。
まず今回最初に伺ったのは「陶房遊」さん。

いつもの猫たちが居ない代わりに、新しい家族がお出迎えしてくれました。

ここは広々とした敷地内にゆったりとしたスペースで作業場やショウルームもあり、
作品を没頭して見入ってしまいます。

綺麗に作品が揃ったスペースは居心地良く、ワクワクさせられます。

しっかり選んで注文もお願いしてきました。
近年では砥部で最も人気のある窯元さんの一つです。
続いては「常山窯」さん。
こちらは少しわかりにくいですが、山の麓でゆっくりと時間が流れているような工房です。
ここもいつもの親子のワンちゃんがお出迎え

ショウルームではないですが、作品置き場で時間を忘れてうつわを手にします。

個人的にはとても大好きな作品がたくさんあり、
繊細な成型生地にこれまた水彩画のような世界観の絵が描かれていて、
作者の細やかな表現に感銘を受けます。

純朴な印象の作家さんと注文の打ち合わせをして、作品を分けて頂きました。
さて、次に今回初めて伺った「岡田陶房」さん。
作品は好きで以前からよく使わせてもらってましたが、
今回初めて伺って、お話しできました。
誠実さや真面目さが滲み出るような人柄を感じました。
注文品が楽しみです。。。。
(写真撮るの忘れてました)
お次はちょっとご無沙汰していた「陶彩窯」さん

以前からオリジナリティー溢れる作風で、目を奪われる作品がたくさんあり、
今回も新しい作品と出会うことが出来ました。
モダンで作風にピッタリなショウルームには、整然と並べられた作品たちが。

その中に今回のお目当てをめっけ。

このシリーズは古い砥部焼の図柄をモチーフにして作られた絵柄で、
姿形もどことなく遠い時代を彷彿とさせる景色をしています。
貫入を多く入れる釉薬で、なお一層雰囲気を盛り上げます。

見てるとどんどん欲しくなります。。
続いてはこれまた近年人気の高い「すこし屋」さん。

こちらも簡単には辿り着けない場所ですが、隠れ家的な工房です。
いつも雑貨屋さんの様に作品たちが並べられていて、
作品を探し出す楽しみや見る楽しみが別格です。

ほらほらまたいい感じのディスプレイの中で際立つ作品を見つけました。

以前に特注でお願いした作品もいろんなところに出回りだして、
うれしい限りです。
今年も作品が届くのが待ち遠しい方が多いのではないでしょうか。
さてお次は「森陶房」さん。

もう砥部焼ブランドの中では結構な有名人気窯となって、
こちらも製作待ちが出来るほど。。。
かれこれ何年通っているでしょうか。
いつ来てもこのショウルームは入る前から気分を盛り上げてくれます。


人気商品が多いので、作品によっては結構な日数が掛かりますが、
イベントに合わせて注文の打ち合わせ。

そして店内でもピックアップして気になる作品をゲット。

今から届くのが待ち遠しいです。
そして最後はいつも決まって「山中窯」さん。

こちらはショウルームとかも無く、お一人でコツコツと制作されている工房へ
いつもまさにお邪魔するといった感じですが、みっちりと並んだ製作過程のものや作品群をかきわけ
宝探し感覚で部屋中を物色するのがたまらなく快感です!

そして、珈琲の話でいつも盛り上がり、時間を忘れていろんな話に脱線するのでした。

なので毎年ここはラストと決まっております。
作風はまた独特で、手作りだからこその歪みや誤差を楽しむ姿勢が心に響きます。
もちろん無理難題をまた注文してきました!
じつはここの作品が出来上がってくるのが一番ドキドキしてしまいます。。
そんなこんなで1日目が過ぎてゆきました。。。
P.S.
因みに今日のランチは当然「Buono!」
今風にしてるわけではなく、どこか懐古的な雰囲気の漂うお店で
ディスプレイも調度品も全てがオーナーを表現しているようです。

パスタのランチで、セットのサラダとパンを付けて。

いつものクリームソースのパスタの他にも、
海の幸の冷製パスタを頼んでみました。

必ず外せない「海の幸のクリームパスタ」と具が被ってしまった。。。。
魚介の出汁がしっかり出ていて、濃厚なのにしつこくない
何度でも食べたくなる味です。
そのクリームスープの為だけに、この店に1年に1度通います!
「Buono!」
愛媛県伊予郡砥部町高尾田305 メゾンドール砥部 1F
089-958-4600